物理的なあれこれ
こんばんは、オーナーの小島です。
さて、先ほどの記事にて物理的なことをちょっと書こうかと思っていたのですが、打ち合わせやら何やらでこんな時間になってしまいました。
物理的な事って言うのはいわゆる本当の物理学のことです。
間違えていることや、まだ「諸説」の段階を出ないことなどあると思いますが、突っ込みなしでよろしくお願いしますw(量子論は本で読んだ程度なので)
先日、光よりも早い物質(ニュートリノ)が発見されたかも?という記事を書きました。
正確にはニュートリノは光よりも早いというのが正解でしょうか。
欧州合同原子核研究機関(CERN:セルン)が実験したところ、光より少し早いという実験結果が出ました。
http://www.asahi.com/science/update/1118/TKY201111180425.html
計測ミス、誤差の範囲ということもありうるとのことで、各国の科学者、学者、研究者は「様子見」で別の実験、或いは別の場所での実験を行う必要があるとされてきました。
その後、(僕の記憶では)日本で同様の実験計測をし、やはり早かったとのこと。
これが、本当であれば、アインシュタインが提唱して現代物理学(量子力学か?)の基礎とも言うべき相対性理論が覆されることになります。
実 際、我々の生活で相対性理論が覆されても困ることはない(基本的に現在わかっている範囲で概ね不都合が生じていない)のですが、「理論」ということでいう と前提として光が最も早い(光速)であって、超有名な物質の質量に光の速度の二乗を掛け合わせたものが、その物質のエネルギーであるという「E- MC^2」の式がその前提で成り立っているはずです。
この式は相対性理論の帰結として生み出されたものです。
タイムトラベルとか時空、次元の話とかこれらを元に「過去にはタイムトラベル出来ない」と言われており、これらの考え方に少なからず影響を受けるはずなのです。
そんな騒ぎの中、同セルンが「神の粒子」ことヒッグスを発見したというニュースが飛び込んできました!
http://www.yomiuri.co.jp/science/news/20111207-OYT1T01281.htm
この自然界には4つの力で成り立っております。
「重力」「電磁力」「弱い力」「強い力」です。
この中でわかりづらいのが「弱い力」と「強い力」ですね。
それを説明するのに、まず、物質の構成から説明しましょう。
物質は全て原子から成り立っています。
原子は極めて小さく、これ以上分割できないというものです。
じゃぁその原子は何から出来てるの?というと、原子核と電子から成っています。
原子核には陽子と中性子から成り立っており、厳密には他にもK中間子、パイ中間子、反陽子、陽電子などがあった気がしますが、この辺から結構難しくなってきます(^-^;)
軽くすっ飛ばすと、物質を構成する素粒子は電子、ニュートリノ、ミューオンなど強い力を感じないレプトン、そして、ハドロンを作るクォークということまでわかっています。
クォークで6種類(ボトム、トップ、ストレンジ、チャーム、ダウン、アップ)、レプトンで6種類(タウ、タウニュートリノ、ミューオン、ミューオンニュートリノ、電子、電子ニュートリノ)までわかっています。
まぁ、この辺まで来るとよくわからなくなってきますが、話を元に戻すと弱い力というのはとても短い距離の間でのみ働きます。通常、電磁気力よりもはるかに弱いのでこの名前がつけられました。すべてのクォーク、レプトンに働きます。
強い力というのは電磁気力の 100 倍程の大きさを持つ最も強い力で、クォークを結びつけ、陽子 (p) や中性子 (n) を作り、また陽子同士の間に働く電気的な斥力に打ち勝ち、中性子とともに原子核を作ります。
この辺は非常に難しく、以下の「キッズサイエンス」(どこがキッズやねん!と突っ込みたくなるくらい難しい内容ですが)説明されていますので、こちらをご覧くださいね(^-^)
http://kids.kek.jp/index.html
電磁力に関しては、フレミングの法則で皆さん勉強しましたよね?
それでは重力は?
一般的には「万有引力」と言われ、物質同士が引き合う力。
その質量が大きければ大きいほど、強く働くと習いましたが、どうしてそうなるの?というのは実は今までわかっていませんでした。
その仕組みを裏付けると言いましょうか、働きに関与していると思われる物質「ヒッグス」を発見したと言うから大ニュースです!
上記に書いたように、素粒子が12個だと言われていたのにヒッグス粒子という重力に関する粒子の存在が確認されたことになるのです。
これがどのように各素粒子に関わり、重力(引力)に関わっているのか(結びついて引力を発生させている?)もっと明確になり、物質からヒッグス粒子のみを取り除くことで、重力の影響を受けない物も開発される可能性だってゼロではないのです。
乱暴に言うなれば、映画:バック・トゥ・ザ・フューチャーに登場する反重力スケボー的なものが発明されるかも!?
宙に浮いてわずかな動力で動く車や、燃料をほとんど必要としない飛行機など、想像するとワクワクしますよね♪
僕自身が完全に理解していないことと、文才の無さで何が言いたいのかよくわからない記事になってしまいましたが、なんとなくでも言いたいことと、今現在の最新科学技術の一端を知って貰えたら嬉しいです(^-^)/
あ、文才の無さ・・・なさ・・・NASA・・・
NASAで思い出しましたが、かのNASAはかなりずさんで・・・
月から持ち帰った石なの大量紛失したり、オランダ・アムステルダム国立美術館に偽物渡したり、人類で初めて月面着陸に成功した宇宙船「アポロ11号」の様子を映像で記録した磁気テープを紛失したり・・・(以下ソース)
http://www.nikkansports.com/general/news/f-gn-tp1-20111210-874957.html
http://www.sanspo.com/shakai/news/111211/shc1112110600000-n1.htm
僕も資料とかちゃんと整理しておかないと・・・
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